「龍が如く維新!極」レビュー リメイクされて幕末の坂本龍馬の物語が復活!!

PlayStation 4/5

「龍が如く維新!極」レビュー 「極」として桐生一馬が演じる幕末の京の物語が復活!!

作品名:『龍が如く維新!極
発売日:2023年2月22日
プラットフォーム:PS4/5 | Xbox series X/S | Xbox One | steam
ジャンル:アクションアドベンチャー

2023年3月22日発売された「龍が如く維新!極」のプレイレビューになります。2014年2月22日に発売された「龍が如くシリーズ」のスピンオフ作品「龍が如く維新」のリメイク作品になります。

 

「龍が如く維新!極」のゲーム紹介!

このゲームを簡単に紹介すると

・時代背景を合わせたいつもの龍が如くの戦闘
・初見プレイであれば購入してもよい
・豊富なやりこみ要素(サイドストーリー、ミニゲーム)

[前提]過去の龍が如くキャラが登場

「龍が如く」0~7のキャラが幕末の京を舞台に登場。過去作品のキャラ設定と「龍が如く維新」のキャラの設定がマッチしているため、過去作を遊んだことがある方は世界観に入り込める。

戦闘スタイル

戦闘スタイルは、格闘の型、一刀の型、短銃の型、乱舞の型の4種類あります。一刀の型は、刀のみで戦うスタイルで一対一で戦闘が強く、攻撃力も高いため相手のシールドを破壊しやすいです。

短銃の型は、雑魚敵戦で強く、ボタン連打でサクサク敵を倒せます。しかし、ボスはあまりひるまないため、ボス戦では活かしにくいです。

乱舞の型は、刀と銃のスタイルでスピードが速く、回避もしやすいため、操作しやすいです。雑魚敵、ボス戦どんな戦闘でも対応でき、苦手な場面が少ないため、乱舞の型を優先して育成するがおすすめです。

駐屯所の「バトルダンジョン」で隊士カードを入手でき、一定時間で特殊攻撃やバフ、回復効果の恩恵を受けられるため、戦闘が楽になります。その中で、雷を飛ばし周囲に感電させるものが最初から手に入り、雑魚を処理しやすかったです。世界観とは、合わないですが派手な戦闘ができるため、面白い要素でした。ほかにも、異なる種類の派手な攻撃ができるようなのでやりこみ要素として隊士カードを集めるのも面白いかもしれません。

金策

この作品では、回復アイテムの購入や武具の強化などお金を使用する機会が多く、金策が重要になります。3章からプレイできる「競鶏」で稼ぐ稼ぎやすいです。これで稼ぐとついでに徳稼ぎと黄金の銃を入手できます。黄金の銃は、性能が強くストーリー最後まで使えるため、序盤に入手できると攻略しやすいです。

ミニゲーム

龍が如くシリーズは、ミニゲームが豊富です。この作品では、幕末の時代設定に合ったミニゲームがあります。「歌声酒場」や「日本舞踊」は、カラオケやダンスになります。それぞれ音ゲーとリズムゲームになります。

ほかにも、賭博やギャンブルがあり、ミニゲームだけでもずっと遊んでいられます。将棋や麻雀、ポーカーは、なかなか現実ではじめにくいと思います。将棋や麻雀、ポーカーの入門として遊びはじめるのに適していると思います。

不便な点

リメイク作品でありますが、ゲームの快適さは昔のままのため、不便な点があります。例えば、イベント上でマップを移動する機会が多いですが、ファストトラベルできるポイントが少ないことがあります。ストーリーをテンポよく進めるためには、移動をよりスムーズにできる方が良いです。ほかにも、ムービーや会話イベントのスキップができない点があります。マップの移動中に不意にサブイベに巻き込まれた際、スキップできないため不便に感じました。

総評

「中級」でプレイしてほぼメインストーリー攻略と金策、武具防具の強化を行い、クリアまでのプレイ時間は、25時間くらいでした。ストーリーや世界観に力が入っており、ストーリーと映像は良いです。しかし、ゲーム性に関しては、戦闘が初期の龍が如くのままで、爽快感が乏しく、同じボタンを連打する単調なゲームになっているため、好きなプレーヤーは少ないかもしれません。そのため、難易度は「初級」でストーリー重視で遊ぶことをおすすめします。

予備知識として、幕末の歴史と新選組に関して知識があると理解しやすい部分が多いため、教科書レベルで良いので学んでいると世界観に入り込みやすいです。龍が如くシリーズは、価格が落ちにくいです。しかし、リメイク作品であるため、発売してすぐですが、安売りもされているみたいなので価格が落ちてから遊んでいただきたい作品になっています。

 

コメント