【レビュー】『龍が如く8』再びどん底から這い上がる男、春日一番 

PlayStation 4/5
作品名:『龍が如く8
発売日:2024年1月26日
プラットフォーム:PS4/5  Xbox Series X|S / Steam 等

『龍が如く8』は、どん底から再び這い上がる男「春日一番」と人生最期の戦いに挑む男「桐生一馬」の二人の主人公が繰り広げる、シリーズ最高のドラマを描いたドラマティックRPGです。

「龍が如く8」のゲーム紹介!

このゲームを簡単に紹介すると

・再びどん底から這い上がる男、春日一番

・新ライブコマンドRPGバトル

・キャラクターの移動が可能に!

再びどん底から這い上がる男、春日一番

「龍が如く7」で都知事と警察のお偉いさんの犯罪を解決した一番は、「ハマの英雄」と呼ばれ、ハローワークの契約社員として生活しています。一番は、荒川真澄の意思を引き継ぎ、近江連合と東条会の解散に伴って、ヤクザだったことで仕事につけない人に仕事を紹介しています。

順調に普通の生活をしていた一番は、難波と足立のアドバイスを受けて、意を決して紗栄子をデートに誘います。刑務所暮らしが長かった一番は、緊張しながらもデート行い、最後に交際を申し込むのではなく、結婚を申し込んでしまい断られてしまいます。その後、紗栄子と疎遠になりました。

それから一年後、ハローワークの契約社員として働いていたところ、突然契約終了を言い渡され、無職になってしまいます。原因は、暴露系vチューバーにより、仕事に就けないヤクザに万引きを指示し、金もうけをしていると動画にされてしまいます。

一か月後、星龍会に行き場をなくしたヤクザが集まっていることを知り、星龍会に潜入することになります。星龍会は海老名が仕切っており、極道の地方組織の一斉解散を計画しておいました。それに伴い、行き場のなくしたヤクザの受け皿として職場を用意していました。

そこで前作に無期懲役を判決されていた沢城丈と会います。海老名は、星野会長を殺した犯人は、沢城ではないことを見抜き、沢城を刑務所から釈放させていました。

沢城は、一番に「ハワイにいって茜さんに会ってくれ」と頼みます。茜さんは、氷川興産に追われていましたが、フィリピンに密航し、海外へ逃亡し、ハワイで目撃情報がありました。沢城は、荒川に頼まれ、ハワイの茜さんに会いに行きましたが茜さんに「死んだことにしてください」と言われ、荒川に伝えたことで茜さんは死んだことになっていました。一番は、生みの親の茜さんに会うためにハワイに行くことになりました。

新ライブコマンドRPGバトル

前作同様に4人編成のRPGゲームになっています。

「キャラクターの移動が可能に!」

今作はコマンド入力中に青の円が表示され範囲内を移動できます。

これによって看板や自転車の近くまで移動することにより、それらを拾って武器として振り回し、敵に大ダメージを与えることもできます。拾えるものも多数追加されており、攻撃で爆発するものや、中からさらに違う武器が出てくるものなどがあり、戦術性が大幅に向上しています。

「ジャストアクションが進化」

ジャストアクションとは、必殺技の「極技」を繰り出す際に、タイミングよくボタン入力をすることでダメージを増加させられることができます。

他にも敵の攻撃に合わせてボタンを入力するとガードでき、ダメージを軽減させることができます。

「クイックバトルシステム」

自分達よりも格段に弱い敵に対しては戦闘開始時にクイックバトルの選択も可能になりました。街中では、敵の強さによって表示が変わり、レベル差がある敵はクイックバトルで戦闘を一撃で戦いを終わらせることができます。街中で弱い敵と戦闘になった際は楽に倒せるため、テンポよくゲームを進めることができます。

 

〇ジャストアクションにより単調にならない

ジャストアクションにより、アクションのようにボタン入力が求められ、単調なコマンド入力になりません。ジャストアクションによる、ダメージの増加するのでMPを温存につながります。また、ジャストアクションでガードに成功すれば、ダメージを軽減させることができ、ボスや少し格上の敵と戦う際はガード重要になります。RPGの単調さをなくし、ゲームの面白さを追加されているのが良いです。コマンド入力が面倒な場合は、オート戦闘で自動でコマンド入力ができるため、雑にプレイもできます。

〇武器を拾って攻撃できる

コマンド入力中に青の円が表示され範囲内を移動でき、近場の看板や自転車をもって攻撃できます。今までの龍が如くのヒートアクションのモーションが入るため、爽快感があります。

総評

15時間くらいプレイして4章終了ですが、「龍が如く7外伝」のようなボリュームでストーリーが短いことはなさそうです。

ストーリーは、沢城が釈放された理由など設定に後付け感はありますが、引き込まれる設定になっているためとても面白いです。

戦闘は、コマンド式のRPGですが、QTEがあるため、常に操作しており、適当に攻撃ボタン連打するような単調な操作にならず、攻撃、ガードとボタン入力が求められるため、常に緊張感があります。ハワイに行けば、新キャラが登場しパーティに組み込めるためより、バトルがより面白くなります。

中盤以降も新要素が解放されればより面白いと思います。ストーリーや新感覚のライブコマンドRPGに魅力を感じた方はぜひプレイしてください。

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