2024年12月12日に発売した「FAIRY TAIL2」のクリアレビューです。
本作は、真島ヒロ原作とする人気漫画「FAIRY TAIL」の物語を追体験できるRPGゲームです。
ストーリーは原作最終章となるアルバレス帝国編(52巻-63巻)をゲーム化しており、主人公・ナツたちの最後の戦いが描かれています。
戦闘は、リアルタイムで進行する魔法バトルであり、キャラクター同士の連携で多彩な戦略性があり、アニメ版に忠実な3Dグラフィックで「FAIRY TAIL」の世界を体験できます。
クリア後の結論としては、「FAIRY TAIL」の原作が好きな人のみにおすすめできます。ストーリーはすこしずつ原作とは異なりますが、キャラ同士の掛け合いや必殺技の演出がかっこいいです。
それに加え、ゲーム完全オリジナルストーリーを楽しむことができます。
「英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-」のゲーム紹介!
このゲームを簡単に紹介すると
・アルバレス帝国編(52巻-63巻)をゲーム化
・ゲーム完全オリジナルストーリー
・原作ファンにおすすめ作品
戦闘
本作の戦闘は、リアルタイムで進行し、ド派手で迫力のある戦闘が展開することができます。
戦闘では、基本的に通常攻撃を使用し、SPを溜め、消費することでスキルを使用することができます。スキルを使用するとフェアリーランクが上昇し、SPの上限が上昇します。
SPが多ければ、より強力なスキルを発動でき、戦闘を有利に進めることができます。
スキルを使用すると敵の黄色いゲージ、ブレイクゲージを1つ削り、リンクアタックができ、ほかの味方によって威力や属性、バフやデバフなどの追加効果のある攻撃を繰り出してくれます。
ブレイクゲージをすべて削ると、敵をブレイクすることができます。ブレイク中は一定時間行動不能になり、受けるダメージが増えます。
また、選択した味方との強力な連携攻撃であるユニゾンレイドを放てます。
敵からのダメージを受けると覚醒ゲージが溜まり、覚醒することができます。覚醒中はステータスが上昇し、HPが自動で回復します。
また、覚醒することでナツは「モード雷炎竜」、「炎竜王」になることができ、グレイは「滅悪魔導士」になり、特殊なスキルを使用できます。
原作にないキャラ同士の掛け合い
クリア後にあるゲーム完全オリジナルストーリーのほかにも、キャラの育成を進めるとキャラの掛け合いを見ることができます。
属性とスキル系統を敵に合わせて戦う
本作における属性の相性は、ダメージを与えるだけでなく、受けるダメージも軽減できるため、敵の攻撃の属性キャラを編成するのが重要になります。
また、戦闘中は敵は強力な技を発動する前にリスキーゲージが表示されます。その際は、リスキーゲージのアイコンのスキル系統で攻撃しゲージを削らないと
強力な技をが来るため注意が必要になります。戦闘においては、属性のほかにスキルの系統も重要になるため、戦闘中に状況に合わせてキャラを変更し戦闘を進める必要があります。
感想
戦闘は、スキルを使用しブレイクゲージを削り、リスキーゲージが出たら相性のいい系統スキルを使用し攻撃します。戦闘が長引けば若干単調になり、作業感は出ますが、
スキルのモーションやユニゾンレイドの映像などがかっこいいためそこまで作業感は感じませんでした。
育成においては、敵を倒せばキャラ全体に経験値が入るため、レベル上げが簡単に進みます。
また、敵とのレベル差があれば、敵に接触するだけで倒すことができ、経験値やドロップアイテムも入手できるため、最大レベルまで簡単に上げることができます。
ゲーム性は、難しいことがなく遊びやすく、淡々とストーリーを追えるため、ストーリーゲームで難易度を下げてストーリー重視で遊ぶ方は遊びやすいと思います。
気になるところは、敵の弱点を見極めながら戦闘をするのであれば、リアルタイムバトルではなく、ペルソナのようにターン性コマンドバトルのほうが遊びやすいかと思いました。
操作は1キャラしかできず、交代しながら使用キャラを変えるのですが、「FAIRY TAIL」という作品は豊富なキャラが活躍する作品である為、コマンドバトルで数キャラ操作したいと感じました。
また、操作できるプレイアブルキャラも少なく、スティングやローグなどが操作キャラではないため、DLCとかで追加されるといいかなと思います。
まとめ
最後に本作は、キャライベント、探索などやりこみ要素もすベて行い、プレイ時間は27時間でした。
私は、追加でDLCで追加要素増えていく形式は好きではありませんが、DLCを購入すれば、追加シナリオや戦闘モードが追加されるため、追加で遊びたい方はぜひ買ってみてもいいかもしれません。
本作は、ミドル層以上のガッツリゲームをしたい人にはお勧めできず、戦闘もレベル上げも単調で胆略化されているため、ライト層で「FAIRY TAIL」の原作が好きな人は楽しめると思います。
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