【レビュー】『ピクミン2』懐かしのトラウマ級ゲームを再プレイ!!

Nintendo Switch
作品名:『ピクミン2
発売日:2023年9月22日(ダウンロード:2023年6月22日)
プラットフォーム:Nintendo Switch

『ピクミン2』(Pikmin2)は、2004年4月29日に任天堂より発売されたニンテンドーゲームキューブ用ゲームソフト。ピクミンシリーズの第2作目がHDバージョンとなりNintendo Switchに登場。

「ピクミン2」のゲーム紹介!

このゲームを簡単に紹介すると

・新ピクミン、新要素の地下洞窟の追加
・トラウマ級のボス
・タイムリミットなし

「ピクミン2」概要

ピクミンの力を借り、不時着した未知の惑星から帰還した主人公の「オリマー」。しかし、勤めている会社が倒産危機に。莫大な借金を返す唯一の頼りは、「オリマー」が惑星から持ち帰ってきたお宝。会社を救うため「オリマー」は新入社員の「ルーイ」といっしょに、ピクミンの住む惑星に舞い戻るのでした…。2人はピクミンを率いて、お宝を探し出し、会社を救うことができるのでしょうか。

新要素

新ピクミン

紫ピクミン

重くて足が遅いが、力持ちで他ピクミン10匹に相当する力がある。攻撃力は赤ピクミンより高く、投げたときに振動が発生し、敵を気絶させることがある。

白ピクミン

体に毒を持っており、毒耐性がある。敵に食べられると毒ダメージを与えることができる。また、軽くて足が早く、隠れたものを探し掘り出せる。

地下洞窟

ピクミンを増やすことができない地下洞窟がもう一つの冒険の舞台です。地下は、階層ごとにオタカラや原生生物は決めっていますが、地形は入るたびに変わります。

スプレー

・ゲキカラスプレー


赤い実10個から生成するスプレー。40秒間ピクミンを興奮させ、2倍の速さで攻撃するようになる。

・ゲキニガスプレー


紫の実10個から精製するスプレー。これを浴びた生物は生命活動を停止、石のように固まって約9秒間動けなくなり完全に無防備になる。
この状態になった敵は一部を除いて防御力が下がり、攻撃して体力を0にすると木っ端微塵に砕け散って消滅する。

欠点としては粉砕する仕様上死骸を運べなくなることや、ボスに使った場合はむしろ防御力が上がったりそもそも攻撃が効かなくなるため不利になることが挙げられる。

シリーズ史上高難易度

ピクミン2は、歴代の中で一番難しいと思われます。

戦闘以外での死亡事例が多く洞窟内では、マップに壁のないエリアがあり、敵に飛ばされたり、投げミスでピクミンを落下させてしまうことがあります。

また、洞窟内では爆弾岩や落石などの落ちてくることもあり、不意に大量にやられることがあります。特にマルチタスクで壁破壊をした後に見ていないところで爆死することもあります。

洞窟ごとに必要になるピクミンが異なるため、必要な種類のピクミンが大量に失うと洞窟攻略に支障がでるため注意が必要です。

印象的なボス

クイーンチャッピー

序盤から終盤まで出てくる機会が多いボスになります。基本的には、左右に転がる際に巻き込まれてやられるパターンが多いです。終盤のエリアでは、ベビーチャッピーを無限に生み出したり、落石攻撃をしてくるため、大量にピクミンがやられる可能性あり。

アメボウズ

ピクミン史上最強のトラウマメーカー。「水中の城」のボスであり、この地下洞窟には、地形の関係上青ピクミンしか連れて行くことが出来ないです。アメボウズは、「水中の城」のどの階層でも時間経過で出現します。アメボウズに踏まれると一撃でピクミンが死亡します。しかし、アメボウズは実態を持たないため攻撃が利きません。倒すには、紫ピクミンを投げてぶつける必要があるため、速やかにダンジョン攻略を進めなければなりません。

ダマグモキャノン

「地下の秘密基地」という地下の最深部にいる機械の体を持つ蜘蛛の姿をしたボスキャラ。キャノンで攻撃してきますが、隊列のピクミンの移動が遅いとどんどん狙われてやられます。花ピクミンでも逃げ遅れるため全滅する可能性があります。

総評

ピクミン2は、発売当時長時間遊んでいた記憶があります。ピクミン1では、30日以内に宇宙船のパーツを集めなければいけない時間制限がありました。しかし、今作は、時間制限がなくなり、のんびり遊べるようになりました。そのため、ピクミンの数を1万に増やして、遊んでいました。

このゲームの目的は、オタカラを回収し、借金の10000ポコ集めることでした。当時、小学生でしたが、この目的はクリアできましたが、借金返済後のルーイの捜索や全オタカラ回収はできず、クリアできませんでした。

後半の洞窟は、ボスが連続で出現し、階層が多いためクリアできませんでした。switchで遊べるようになったため、リベンジを込めて、プレイしましたが、ピクミンの犠牲を出しながら無事全クリまで遊べました。プレイ時間は15時間でした。

昔はピクミンが死ぬ音は嫌で高難易度のダンジョンはクリアできませんでしたが、現在は多少の犠牲は仕方ないと割り切って遊んでいたため、攻略できたのかと思います。

このゲームの本質は、様々な作業を同時にやるマルチタスクが重要になります。活動できる時間はある程度決められているため一日を始める前に何を目標としてどの作業をこなしていくのかを決める必要があり、効率よく作業するために何が必要か考える力が大事になると思われます。

約20年くらい前のゲームでも当時と同じく面白いと感じて遊べるのは、時代が進んでも過去のゲームの面白さは変わらないことを実感しました。

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