【クリアレビュー】『ヴァンガードディアデイズ2』新旧ファンにお勧めの傑作‼ヴァンガードデジタルカードゲーム

Nintendo Switch
作品名:『ヴァンガードディアデイズ2
発売日:2025年1月31日
プラットフォーム:Nintendo Switch™ / Steam®

今回は、2025年1月31日に発売した「カードファイト!! ヴァンガード ディアデイズ2」のクリアレビューです。

本作は、ヴァンガード好きや昔ヴァンガードをやっていた人、カードゲームがしたい人などにお勧めできる作品になっています。

「ヴァンガードディアデイズ2」のゲーム紹介!

このゲームを簡単に紹介すると

・3000種類以上のカードを収録

・新キャラクター「導咲オトワ」および完全オリジナルストーリー

・初期のカードプールで戦う専用ルール

はじめに

本作は、世界中で大人気の対戦型トレーディングカードゲーム「カードファイト!!ヴァンガード」のデジタル版です。

Dスタンダード第1弾「五大世紀の黎明」からDZ-LBT01「リリカルモナステリオ ほしがきらきらっ!」まで3000種類以上のカードを収録されています。

また、追加DLCの配信も決定しているため、デッキ構築の幅が広がります。

「ヴァンガード」を含め、遊戯王やポケモンカードなどのトレーディングカードゲーム(TCG)は、現実でプレイするとカードを集めるのにかなり高額になってしまいます。

また、ルールが変更され、使用できなくなるカードや高価なカードは傷がつかないように慎重に扱わなければならないなどカードの価値に影響する点がいくつかあります。

それに加え、カードの価値の変動が激しく、カード収集は敷居が高いと思います。

しかしデジタル版では、ゲーム内の通貨でカードを購入して集めることができ、収録されているカードの範囲であれば好きにデッキを構築できます。

それに加え、絵柄違いで高価なカードも簡単に入手出来たり、パックででなくても、カード生成で入手できるため、簡単に好きなデッキを作れることが魅力です。

ストーリー

本作は、原作者・伊藤彰氏の原案の新規オリジナルのキャラクターが織りなすブシロード監修の完全オリジナルストーリーです。

主人公は、前作から引き続き「一導寺ユキ」に加え、新キャラクター「導咲オトワ」がヴァンガードの大型大会“V-Nation”での優勝を目指し、各所で発生するファイトを勝ち抜きつつ物語を進めていきます。

ストーリーは前作の続きのため、登場するキャラは前作と同じであり、キャラ同士の関係性を知るには前作をプレイするほうがいいかもしれません。

テレビアニメ『カードファイト!! ヴァンガード Divinez』からKis-My-Ft2の宮田俊哉氏が演じる明導アキナと、Snow Manの佐久間大介氏が演じる廻間ミチルもゲームに登場しており、専用ストーリーが用意されているため、アニメを見ている人も楽しめると思います。

システム

本作は、3000種類以上のカードが収録されており、前作に比べて3倍以上になっています。

カードの収集は、基本的にストーリー上のCPUと対戦することでゲーム内通貨(VP)を入手できます。そのゲーム内通貨を使用し、カードを購入することができます。カード入手する際、同じパックを購入していると同じカードがかぶってしまうことがあります。その際は別のポイント(CP)が蓄積されます。CPを使用することでほしいカードを生成することができるため、比較的カードを集めやすい仕様になっています。また、ゲーム内通貨を集めてカード収集がめんどくさい人やなかなか時間を取れない人のためにDLCでコンプリートセットがある為、すぐに好きなデッキを組みたい人にもやさしい仕様になっています。

次にデッキの構築ですが、CPUと対戦を行うにしても初心者には、デッキ構築が難しいと思います。しかし、そんなプレイヤーのために初心者用のスタートデッキが用意されているため遊びやすいと思います。また、CPUに勝つと対戦キャラのデッキレシピを手に入れることができ、対戦キャラで強かった相手のデッキを使うことができます。

中級者くらいになればヴァンガードの公式サイトなどで実際のTCGの優勝者デッキを調べ、同じカードでデッキを組むこともできます。TCGの優勝者デッキは、ゲーム内のCPUの使うデッキより使いやすく、コンボや相性のいいカードが入っているため強いです。いろいろなデッキレシピを見て同じデッキを組むのも面白いと思います。

初期のカードプールで戦う専用ルール

『ヴィンテージファイト』という初期の頃(2012年頃のカード)のカードプールで戦うルールが実装されています。

ブースターパック第1弾「騎士王降臨」からブースターパック第5弾「双剣覚醒」までが収録されており、昔懐かしのファイトを楽しむことができます。

同じグレードでもユニットごとにパワーに差があったり、スタンドトリガーがあったりして懐かしい感じがしました。

現在よりカード効果も発動しにくく、パワーが大きくならないため、なかなか6ダメージを与えれず、ストーリーは難しかったですが、昔を懐かしみながら遊ぶことができました。

ファイトモードが充実

ストーリーモードの他にデッキの調整に便利で、好きなCPUと対戦できる「CPUファイト」があります。他にも、インターネットに繋ぐことで、世界中のヴァンガードファイターとファイトを楽しむことができ、友達と対戦できる「ルームファイト」、自身のランクを競ってファイトする「ランクファイト」、ランクの変動がないネットワーク対戦モード「フリーファイト」があります。

友達が近くに住んでおらず直接会ってTCGで対戦できない人、遊んだことがない人とカードゲームをしたくてもカードショップなどに行って遊ぶ敷居刀いなと思う人などでもインターネットがあれば、対戦できるのはとてもありがたいと思います。

感想

本作をプレイしての感想は、前作をプレイしていたため、前作で入手していた一部のカードがはじめから入手済みになっていたのはとても助かりました。そのため、前作で使用していたデッキを序盤は使用し、少し最新カードを加えるだけでも、ストーリーはサクサク進めることができました。

デッキ構築に関しては、ホロライブやぶいすぽっなどの一部コラボカードは収録されていませんが、ほとんどのカードは収録されています。それにより、公式サイトなどで優勝者のデッキレシピをそのままコピーして使用できるのはとてもありがたかったです。収録されているカードは、最新のカードほどより強力なデッキを組めるのはもちろんですが、前作で使用していたデッキに最新のカードを加えるだけでも十分強くなりました。

操作感は悪くなく、カードの使用のタイミングで「本当に使用して良いですか?」と最終確認をしてくれるため、初心者にはありがたいシステムだと思いました。また、設定でこういった確認画面の表示やカットイン、エフェクトなどの演出をなくすこともできるため、スピード感を重視したいユーザー応えられる仕様となっていました。

まとめ

本作はリアル以外でも対戦を楽しみたいコアユーザーはもちろん、チュートリアル機能も充実しているので、アニメをきっかけに参入したライトユーザーにもオススメできます。

昔ヴァンガードを遊んでいてやりたいけど一からカードを買うのはお金がかかるし大変だと思っていたプレイヤーにはとてもありがたいコンシューマーゲームが発売してくれたと思います。

[ヴァンガードディアデイズ]人気TCGがゲーム化!!
「ヴァンガードディアデイズ」プレイレビューになります。ヴァンガードの新作ゲームの簡単なまとめ記事になっています。ヴァンガードに興味がある方は是非デジタル版ヴァンガードをプレイしてください。

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